豊島龍山の世界

 昭和初めに初代龍山、二代目龍山と近代駒の祖ともいうべき才能溢れる駒師が誕生します。木地の美しさを追求した駒のブランドを確立し、ただの遊び道具を越えた美術品とも芸術的な言える駒を多数作りました。これにより駒の評価がぐんぐん上がりました。現代においても龍山の駒といえば、たいへん人気が高く高値で取引されています。100万円を超える駒も珍しくありません。誰もが一組は所有したいもの。それでは豊島龍山の世界を紹介していきましょう。

 このサイトは「将棋工房 御蔵」の鵜川善郷氏が月刊誌「近代将棋」の銘駒研究室に掲載した原稿を再編集してまとめたものです。

龍山作清安書